『お父さん、大好き!!』
イマココ対話室へようこそ!
はじめに・・・
≪お知らせ≫
*イベント
カラーの日@アトリエYurika 『実りの秋!より成熟した大人になるワーク』&『話題沸騰!ヒーリングカラーで作る爽やかハーバリューム!!』
*9月のヨガレッスンスケジュール
1(金)、4(月)、6(水)、7(木)(カウンセリング勉強会参加の為)、8(金)、11(月)、13(水)、15(金)、19(火)、21(木)(カウンセリング勉強会参加の為)、22(金)、25(月)、
27(水)、28(木)、29(金)
*10月のヨガレッスンスケジュール
2(月)・4(水)・10(火)・11(水)・16(月)・18(水)・19(木)・23(月)・25(水)・27(金)・30(月)
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Robeでのヒプノセラピー講座の中では座学の他に自分自身に出会うためのワークをたくさんします。共に学ぶ仲間もいっしょくたになって、みんなの意識が溶け合うような反応が次々と起こってくる。
それはそれは、ダイナミックなのに不思議に安心な空間です。あー、繋がってるなーなんて感じる。
だから、1対1のカウンセリングももちろんいいけど、複数人でのワークも大好きなんです。
そんなワークで先日は大切な仲間M子ちゃんのお父さん役になりました。M子ちゃんのルーツをたどっていくようなワーク。仲間がそれぞれM子一族に登場する人物の役割を演じます。うん。その人物になる。心理劇です。
M子ちゃんのお父さんは私の父にとても似ているので、この役は私にしかできなかったはず。
お父さんのお父さん、お父さんのお母さん、お父さんのお母さんのお父さん・・・
一族の悲しさ、求めてやまない愛、寂しさ、癒しきることもできず、くすぶる思い。
そんなものを、私達はホントに後生大事に抱えて来ています。知らず知らずのうちに。
その一族のそれぞれの登場人物のその時の癒されていなかった思いを、まるで自分の一部分であるかのように信じている。。。。
ワークではその人物を仲間みんなで演じることによって、その人物を癒す形をとりながら、本質的にはM子ちゃんが抱えてた悲しみの感情を溶かしていきます。
するとね、自分の中にもおんなじ悲しみや癒されていない感情があることに気付くんです。そして共鳴していく。涙が流れてくる。
その空間の悲しさが癒えていく。ダイナミックです。
私がいざ、M子ちゃんのお父さんになってみると、もうね。。。。
「愛している」
これしか、伝えることはなくなった。
これまで、干渉して、束縛して、コントロールして、不安というフィルターを通してしか娘を見ることができず、本人の気持ちを無視して、接してきた父親。
おかげで娘は自分の居場所すらわからなくなり、なにを、どうすれば生きていることになるのか、見失った。「いつも私はここにいない」
空っぽの世界をさまよい続けていた。まるで出口のない迷路。
父親はまさか娘をそんな風に追い込んでいるなんてちっとも気づかない。
だって、自分が守ってやれる場所にこの娘をかこっておくことが愛だろ?
俺がしてきた苦労をしないように。
俺が背負った荷を背負わなくていいように。
ただ確かなのは。
「愛している」
でも、苦労を苦労と恐れていたのは自分自身だった。
重い荷をより重いものと不安がっていたのは自分自身だった。
それに気づいた瞬間、余計な言葉は消え去って、最後の最後に残ったのはやっぱり
「愛している」
M子ちゃんのお父さんになってみて、私の中ではこんなことが起こってました。
すべてすべて、父のすべてが「愛」ゆえのものだったのだと初めて腑に落ちました。
そして、もうひとつ。
私は父に愛されているのだと、本当は知っていた。
これまで長い間、「めんどくさい」だの「クソおやじ」だの「ムカつく」だのブツブツ言っていたのは、すねてただけだったのね。
結局。
笑えるわ~。
ここ最近、実家にはあまり寄り付かないようにしてました。父の顔もあまり見ないように。
でも、ここにきて、父のPCが調子悪くて買い換えたそうで。そのセットアップに困ってたので「私がやってやろうか?」ってかって出ました。
なんだろ。とても自然に言葉が出た。
普通に穏やかに同じ空間に、同じ時間を過ごすことができました。
父はとても嬉しそうでした。
笑顔で。
そうそう。ホントは父はこんな風に私にも笑ってくれる人だった。
私はその父の笑顔が幼い時から本当に好きで。
嬉しくて私も泣きそうになった。
今は実家に行くことが、億劫ではなくなりました。
もし、父がやっぱりいつものようにコントロールしてきても(いや、間違いなくしてくるんだけど)
「あー愛ね」と思える自信がある。
父は今ぶどうがブーム!?なくらい大好きで。
実家に行くと必ずと言っていいほど、お土産に持たせてくれる。
それも、「愛」
すべてが愛だった。
だから今なら堂々と思える。
「お父さん大好き」と。