しょうがない・・・からの~生まれ直し
昨日はヒプノセラピーの講座でした。
このヒプノセラピーの講座は講義形式の座学とワークの2本立て。昨日のテーマが胎児期からのトラウマとその癒しについて。基本、座学得意。お勉強大好き。
まじ、凄い体験をしたと思う。私の人生には起こりえないとあきらめにも似た確信があった「奇跡」が起きたと思う。(まあ、先生のかおりさんに言わせれば、奇跡でもなんでもないんだろうけど)
私のこれまでの人生における漠然とした苦しさがわかりました。胸に抱えていた「虚空」が一体なんだったのかわかりました。
このヒプノセラピーの講座は講義形式の座学とワークの2本立て。昨日のテーマが胎児期からのトラウマとその癒しについて。基本、座学得意。お勉強大好き。
・・・のはずなのに!なんということでしょう?!全くかおりさんの言葉が入ってこない。聞こえない。音として耳には届くけど、届いた、なんか聞こえた、でもなんのことを言ってるのか全然理解できない。頭の周りにATフィールド(わかる人にはわかる)はられてるみたい。
そう。
潜在意識が抵抗していた。顕在化させたら辛くて耐えられない真実。それを顕在化させたらヤバイ!そんな危険な刺激は与えたらダメだ~!ATフィールド!!
でも、情け容赦なくワークは始まる訳ですよ。
私はオカンのお腹の中にいる赤ちゃん。羊水にぷかぷか浮いているのだろうな。。。と想像してみる。
胎児期の記憶なんてない。よく憶えてる人いるよって聞くけど、なんのこっちゃと思っていた。だからこのワークも半信半疑。でもね。お腹の中の記憶を思い出して!じゃないんです。イメージする。想像する。
そしたらいともあっさりイメージできた。
ここは静かすぎる。
私は確かにここにいるのに、父にとってはまるでいないかのよう。
母は、かろうじて、かすかな、かすかな声で遠慮がちに私に愛情らしきものを伝えるには伝えているらしい。でも、小さな声でよく聞き取れない。
私は望まれてはいない。生まれてきてはいけなかったのだ・・・・
ここは冷たくて、暗くて、あまりにも静かすぎる・・・
これだったんだ。
私の中の虚空。
私自身、私の存在を否定して生きてきたのでした。
そっか。そうだったのか。なんか合点がいきました。父から認めてもらうことがすべてのモチベーションになっていたこと。父の望む学校に進学した途端、「いつ死んでもいい」と思いながら生きていたこと。すべてこれだったんですね。
でも、だからといって、かおりさんは言いました。
「しょうがないんだよ」
「お父さんもお母さんもその時はそれがベストなんだから」
そうでしょうとも。父がすごい暴力夫で妊娠中の母のお腹をぱーんち!まではしなかったんですから。
だから、かおりさんと受講者の皆様の力を借りて「母親の私が胎児の私に愛の言葉をかけて、今度は幸せに生まれる」というイメージワークをしました。
そしたらね、今まで虚空だった胸の中から暖かなエネルギーが沸き立つのを感じました。沸き立つ!
やっと私は私として生まれなおしたんだなと感じました。
そんな私の目を通して見る世界はどことなく新鮮で、変に浮かれる感じではないけれど、とても静かな興奮と好奇心を持って見つめている感じです。
息子たちみにきんずも単純に可愛く思える。表情すらはっきり見える。
パパに簡単にテーブル拭いて~って頼める。
晩御飯、お惣菜でいい?って何気に聞ける。(レトルトカレーですらやりたくなかったもん)
なんだろ。とても楽だ。
受講者のみなさんに囲まれて優しい言葉をいっぱいかけてもらって心地よくなってる赤ちゃんの私をもう1回体験したくてお風呂に頭まで沈めた。
今度は暖かい羊水体験。
4回潜った。
私、なんかあったらこれで復活できるかも。
これからの私がどんな風に世界を感じ、生きていくのか楽しみになってきました。
by 060304
| 2016-09-02 10:06
| ヒプノセラピー
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