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悲しくても泣けなかった理由

とりあえずとんがっていました。誰彼かまわず突っかかったこともありました。
さーわるものみな傷つけた~♪
イライラして。
子ども達にも怒鳴った。そんで自己嫌悪に陥る。
心はのたうちまわっていた。

苦しくて、苦しくて。

大きな鉛を飲み込んだみたいに、体中が重く、汚染されている。

怒り狂っているかと思えば、陽気に冗談言ったりして、平気なふりして、笑う。

優しくされればされるほど、かたくなに閉じていく。

開いているようで、開いてない。

苦しくて、苦しくて。

冗談まじりで、声に出す。

「死にたい!」

冗談なんかじゃなかった。

「死にたい!」と本気で心が叫び続けていた。

母が死んでからホントはずっとそう叫び続けていた。

でも、とことんごまかしが効かなくなって、苦しくて仕方ない。暴れる心をもてあまし始めた。

そうなると、向き合わざるを得なくなります。

ごまかす方が大変になるから。

私は母の死を完璧に美しいものと仕立てあげました。

それはそれは美しく。
それはそれは完璧に。

そのはずなのに、死が私の心をつかんで離してくれません。

死に魅入られていました。

完璧に美しい母の死は悲しむべきことではありませんでした。

むしろ、死が甘美。憧れの対象でしかないじゃないの!

しかも、私と母の癒着具合はスサマジイものでしたので。

母が死んだんなら、私も死んだんじゃないの?くらい細胞が信じてる節がある。

Robeのメンバーの愛するたまちゃんにフェイシャルのオイルトリートメントをしてもらった時のこと。

たまちゃんの柔らかな手で触れられている私の頬を母の頬だと錯覚した。私の頬か母の頬か判別がつかないほど意識の混濁が起きた。

よくわからないありえないような不思議な感覚にはっとして我に返った。

その後、Robeのかおりさんに言われたことで納得できた。

母の死は母のもの。
私の生は私のもの。

母と私の癒着は今なお、現在進行形で私の中に存在していたのだとわかりました。

こんな風に頭で理解できたからって、すぐに腹に落ちてクリアになることもできず。

死に取りつかれている毎日。

悲しいときはたくさん泣いた方がいい。
まだ、悲しみ方が足りない。
大変でしょ?
寂しいでしょ?
悲しいでしょ?

優しく気持ちを配ってくれる声や表情を、人からもらう度に意地になった。イラついた。私はセラピストだし、悲しみにおぼれてる場合じゃないし。乱れるなんて恥ずかしいし!とかって。(結局、ぶっちゃけちゃってるけど)


蓋をすればするほど、それはむくむくと増幅し、ついにあふれ出ました。

苦しくて、苦しくて、イライラして、当り散らして、自分自身を責めまくって、のたうちまわって。

気づきました。


私が一番私を責めていたのだと。とうとう母を守ることも、癒すこともかなわず、母を死へと向かわせてしまったと。

罪悪感なんて一言では済まないような。例えるなら、刃をひとおもいに自分の心臓に突き刺したような痛み。


これね。

気づいちゃだめだったの。

耐えられないから。

苦しくて苦しくて、それこそ死んでしまいたいくらい耐えられない痛みだったから、気づかないように、あの手この手で美しくラッピングしてしまいこもうとしていたの。

でも、とうとうごまかしきれませんでした。

この「死にたい気持ち」をやり過ごせなかったもん。

そして、もう一つ気づいた。ごまかそうとしたことも私が壊れないように守ろうとしてくれてた結果なんだと。

自己防衛本能。これも立派な愛だと。

私自身はいつだって私自身を守ろうとし、私自身に寄り添ってくれ、私自身を愛してくれていたんだと。

ごまかす。苦しむ。気づく。

全て、ベストのタイミングで、ベストのことが起こっている。

私自身に脱帽。

私を私に明け渡しても本当に大丈夫なんだと、ほっこり、腹に落ちた瞬間でした。

それからというもの、「死にたい」という心の叫びはとても小さくなりました。もうほとんど聞こえないかも。


今回の気づきは私の中ではズキューン!って感じではなく、じわじわと広がっていく感じ。オセロがパタパタと変わっていくとか。パズルのピースが次々とピタッとはまっていくというか。

核心をつくような確信があるような気がして。わくわくと楽しい。思考の広がりが止まりません。


ともかく。

これまで、本当に乱れた私にそっと寄り添ってくださっていた皆様、心から感謝申し上げたいと思います。
皆様がいてくださったから、今私はここにこうして、生きています。

そして、やっぱり今日は自分自身に感謝したいと思います。そんな話の流れじゃん!

ありがとう❤

Merry Christmas❤


※来年1月の体感ヨガセラピーのクラススケジュールはそのうちUPします!よろしくお願いします!







by 060304 | 2017-12-25 15:43 | ヒプノセラピー | Comments(2)
Commented by ひで at 2018-01-14 21:06 x
ぼくは、幼い頃に父を失い、あなたほど、考えられる年ではなかった。大人になって思うことやけど、今やったらどう思うかな~。とか…
僕が僕であるための、僕の意志と僕の人生。
100%はわかってやれんやろうけど、なんかわかる気がする。
でもね、あなたは、あなた1人。親を知らなくても、あなたを知っている人はたくさんいる。あなたを慕う人もいる。あなたの人生はあなたのもの。
もっとラフでいいんじゃね?

何かうまく言えんけど
Commented by 060304 at 2018-01-15 14:18
でっくん、いつもありがとう!
私は私の人生を生きてるつもりだったんだけど、そうじゃなかったんだと気づきました。実は両親の為に人生を捧げていたんだとわかったのが、ここ最近のことです。

うん。

分かったからには、これからは私の人生を生きるよ!ラフでもなんでも!
私の人生に起こる出来事やその時の気持ち、自分のものとして受け止めて、愛していきたいなぁと思ってる。
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遊んでるように生きる。気づきの記録。


by イマココ対話室
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